2022/10/09

10/15; 11/19; 12/24: 朝日カルチャーセンターにて、巽先生による講座「ゴシック・ロマンスの先駆者——エドガー・アラン・ポー」が開講されます!

朝日カルチャーセンターにて、巽先生による講座「ゴシック・ロマンスの先駆者——エドガー・アラン・ポー」が下記のとおり行われます。ご関心のある方は、ふるってご来聴ください!

【概要】朝日カルチャーセンター HPより)
アメリカ・ロマン派作家エドガー・アラン・ポー(1809-49)には詩人・小説家・劇作家・批評家・編集者といった多彩な顔がある。文学作品を構造的に捉え、さまざまなリミックスから推理小説や SFなど新機軸を打ち出したその戦略は、今日ならばマニエリスム理論とも通ずるだろう。そんな彼の文学的温床となったのが、 18世紀イギリスで発展し、アメリカでもチャールズ・ブロックデン・ブラウンらの手で継承されていたゴシック・ロマンスである。その伝統がなければ「ライジーア」「アッシャー家の崩壊」や「ウィリアム・ウィルソン」「赤き死の仮面」「黒猫」といった名作の一群は決して生み出されなかった。本講義では、作品分析からポーの創作の哲理に迫る。(講師・記)

朝日カルチャーセンター
ゴシック・ロマンスの先駆者——エドガー・アラン・ポー
日時:2022年 10月 15日, 11月 19日, 12月 24日 10:30~12:00
講師:巽孝之(慶應義塾大学名誉教授)
受講料(税込):会員 9,900円 一般 11,550円
※Zoomによるオンライン講座。
※本講座は受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクが送られます。
※開講日の前日夜までに受講者に講座視聴 URLとパスワード、および受講の案内がメールでお知らせされます。
※オンライン講座の申し込みは WEB決済のみです(開講日前日まで)。
※お申し込みおよびその他詳細は、朝日カルチャーセンター HPをご参照ください。

【関連リンク】

【関連書籍】
エドガー・アラン・ポー、巽孝之訳『黒猫・アッシャー家の崩壊——ポー短編集〈1〉ゴシック編』(新潮社、2009年)

エドガー・アラン・ポー、巽孝之訳『モルグ街の殺人・黄金虫——ポー短編集〈2〉ミステリ編』(新潮社、2009年)

エドガー・アラン・ポー、巽孝之訳『大渦巻への落下・灯台——ポー短編集 〈3〉 SF&ファンタジー編 』(新潮社、2015年)













『E・A・ポー:ポケットマスターピース 9』鴻巣友季子、桜庭一樹編集、池末陽子編集協力(集英社、2016年 ※巽先生翻訳『アーサー・ゴードン・ピムの冒険』収録)



Anthologizing Poe: Editions, Translations, and (Trans)National Canons,  edited by Emron Esplin and Margarida Vale de Gato (Lehigh University Press, 2020)


Translated Poe,  edited by Emron Esplin and Margarida Vale de Gato (Lehigh University Press, 2014)