『ユリイカ』(2019年10月号; 特集=トニ・モリスン――『青い眼がほしい』『ソロモンの歌』『ビラヴド』『神よ、あの子を守りたまえ』)
2019年9月27日・発売
1400円+税
【目次】
対談
- 祝福と呪いの小説家――トニ・モリスンと女たち/西 加奈子×荒 このみ
- 「ホーム」を探して/大社淑子
- わたしが、欲しかったのは……/温又柔
- Fearless Morrison Critique――恐れなきモリスン論への一考察/新田啓子
- 文学は真実を語りうるのか――トニ・モリスンの挑戦/藤平育子
- 『青い眼がほしい』再読――時空を超えて甦るある少女の物語/森 あおい
- 『スーラ』における暴力と同性愛/鵜殿えりか
- 『ビラヴド』と、その時代/青木耕平
- “From Freezing to Hot to Cool”――『ジャズ』におけるジャズと暴力/ 佐久間由梨
- 深い皮膚――『神よ、あの子を守りたまえ』における商品化された「黒さ」と触覚的身体/高村峰生
- 声なき者たちの破片を集めて――最新ドキュメンタリーからわかるトニ・モリスンの魅力と功績/押野素子
- 孤独の果てのエピファニー/小澤みゆき
- 「フォークナリアン」としてのトニ・モリスン/諏訪部浩一
- ストレンジャーとの戯れ/有光道生
- 恩寵を見ること――ジョナサン・デミ『愛されし者』Belovedにおける「再記憶」との遭遇/冨塚亮平
- トニ・モリスンと津島佑子/小林富久子
- からだであるあなたを愛しなさい、と彼女は言った――トニ・モリスンにおける内的自由の可能性/石川千暁
- トニ・モリスンと歴史的トラウマ表象/宮本敬子
- “You Who Never Was There”再考――トニ・モリスンと部外者のリスク/阿部幸大
- ジャングル! ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル!――トニ・モリスンと擬獣化の時空/逆巻しとね
- トニ・モリスン作品解題/深瀬有希子
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私が出会った人々*46
故旧哀傷・岸田衿子 / 中村稔
故旧哀傷・岸田衿子 / 中村稔
詩
彫刻/日記 / カニエ・ナハ
今月の作品
スズキあおぞら・千種創一・小林・故永しほる・ゆずりはすみれ/選=水無田気流
われ発見せり
持続のあとで/瀬下翔太
彫刻/日記 / カニエ・ナハ
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スズキあおぞら・千種創一・小林・故永しほる・ゆずりはすみれ/選=水無田気流
われ発見せり
持続のあとで/瀬下翔太
【関連リンク】
【関連書籍】
『青い眼がほしい』(大社淑子/訳、ハヤカワepi文庫、2001年)
『ソロモンの歌』(吉田廸子/訳、ハヤカワepi文庫、2009年)
『ビラヴド』(吉田廸子/訳、ハヤカワepi文庫、2009年)
『神よ、あの子を守りたまえ』(大社淑子/訳、早川書房、2016年)