研究発表では、福井崇史先生が、「人種」という概念の虚構性・非存在性について、「多様性」が謳われる現在の視座から19世紀末アメリカ文学に触れつつ話しくださいます。(研究発表要旨より)。また、分科会では、慶應義塾大学大学院OBの松井一馬先生(中央学院大学)が、ヘンリー・ジェイムズ後期作品における「価値」の言説についてご発表くださいます。ご関心お持ちの方は、ぜひお運びください!
日本アメリカ文学会東京支部11月例会
日時: 2019年11月16日(土)13:30より
会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 103教室および研究室棟A・B会議室
※詳細は日本アメリカ文学会東京支部をご覧ください
研究発表
「人種」は見た目が10割――人類最悪の発明とアメリカ文学
講師:福井崇史(國学院大学)
司会:生駒久美(大東文化大学)
講師:福井崇史(國学院大学)
司会:生駒久美(大東文化大学)
分科会
近代散文
「あちら側」を旅する言葉――ハーマン・メルヴィル『マーディ』の実験的言語をめぐって
丸聡弘(日本大学)
「あちら側」を旅する言葉――ハーマン・メルヴィル『マーディ』の実験的言語をめぐって
丸聡弘(日本大学)
現代散文
レスリー・マーモン・シルコウ『儀式』における南西部と小説の時空間
井上博之(東京大学)
井上博之(東京大学)
詩
Emerson の "Nominalist and Realist" における "one all-seeing, all-hearing gentleman" をめぐって
一瀬厚一(日本大学)
一瀬厚一(日本大学)
演劇・表象
ヘンリー・ジェイムズにおける価値の逆説
松井一馬(中央学院大学)
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