日本とアメリカの研究者や芸術家が集い、ケネス・レクスロスの功績と文学的遺産を再考します。第1日目には、田口哲也先生(同志社大学)の基調講演ののち、二つの国際学術シンポジウム、詩の朗読が行なわれます。シンポジウムII 「レクスロスと戦争」では、メアリー・ナイトン先生が "All is Revolutionary in Art and War: Onchi, Rexroth, Hasegawa"をご講演なさいます。第2日目は、詩の朗読会に続き、大学院生シンポジウムが行なわれます。ご関心お持ちの方は、ぜひお運びください!
青山学院大学文学部日本文学科主催・英米文学科協力シンポジウム
「文学による日米の架け橋――ケネス・レクスロス、翻訳、戦争」
"Rethinking the Legacy of Kenneth Rexroth: Literature, Translation, War"
日時:2019年3月8日(金)・9日(土)
会場:青山学院大学青山キャンパス 17号館17511教室・7号館7207教室・14号館10階第14会議室(アクセス/キャンパス)
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
主催:青山学院大学文学部日本文学科
協力:青山学院大学文学部英米文学科
お問い合せ:青山学院大学文学部日本文学科(PHONE: 03-3409-7917)
※参加無料・事前予約不要
【プログラム】※ポスターより抜粋
第1日@17号館17511教室
10:00-11:00 基調講演
「ケネス・レクスロスの日本、日本のケネス・レクスロス」 田口哲也(同志社大学)
11:10-14:40 シンポジウムI 「レクスロスと翻訳」
- 「歴史を翻訳する詩人:二十一世紀の立場から見るレクスロス」 ジェフリー・アングルス(ウェスタンミシガン大学)
- "Transmission/Translations: Rexroth, KPFA, and the Radiogenesis of North Californian Poetics and Politics" トレーン・デヴォア(長野県立大学)
- 「「摩利支子の愛の歌」と原文の透明性」 マイケル・エメリック(カリフォルニア大学LA校)
- 「ケネス・レクスロスOne Hundred Poems from the Japaneseにおける和歌の翻訳をめぐって」トークィル・ダシー(カリフォルニア大学LA校)
- 「ケネス・レクスロスの翻訳の詩学――縮約・並置・対比――」 小松靖彦(青山学院大学)
- 「ケネス・レクスロスの中国古典詩歌翻訳について――杜甫・李清照を例として――」 山崎藍(青山学院大学)
15:00-17:30 シンポジウムII 「レクスロスと翻訳」
- "Ocean in a Seashell: The Timbrous Voice of Anarcho-Pacifist Kenneth Rexroth" ジョン・ソルト(日本文学研究家)
- "All is Revolutionary in Art and War: Onchi, Rexroth, Hasegawa" メアリー・ナイトン(青山学院大学)
- 「戦時下の菊池寛」 片山宏行(青山学院大学)
- 「第二次世界大戦中の日系人強制収容とレクスロス」 西本あづさ(青山学院大学)
コメンテーター:伊藤比呂美(早稲田大学)、青木映子(フリーランス・ライター/翻訳家)
18:00-18:30 チェロの伴奏による詩の朗読 @7号館7207教室
朗読:ギブソン松井佳子(神田外語大学)
チェロ:ギブソン聡クリストファー
第2日@14号館10階第14会議室
10:00-12:00 詩の朗読会
- レクチャー「声の文化としての詩」 伊藤比呂美
- 朗読 ジェフリー・アングルス
- 青山学院大学日本文学科学生とUCLA学生による詩の朗読
13:00-13:30 学生の詩の朗読とチェロによるセッション
チェロ:ギブソン聡クリストファー
13:30-16:00 大学院生シンポジウム 「レクスロス、翻訳、戦争」
パネリスト:安藤優一(青山学院大学大学院博士後期課程)、佐藤織衣(青山学院大学大学院博士後期課程)、内村文紀(青山学院大学大学院博士後期課程)、ダニカ・トラスコット(カリフォルニア大学LA校大学院生)、ケイシー・マーティン(カリフォルニア大学LA校大学院生)、キム・マックネリー(カリフォルニア大学LA校大学院生)
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