◆◆◆香港に鎮座していた高層スラム「九龍城砦」が消滅して、早 20年。にもかかわらず、あの暗黒都市が、今もなお世界中の人々の心を捉え続けているのはなぜなのでしょうか?巨大コンクリートスラムの内部に入り、その姿を活写した宮本隆司氏の写真集『九龍城砦』
刊行を記念して、トークショーを開催します。世界的 SF作家ウィリアム・ギブスンが、宮本隆司氏の写真群に驚き、〈橋〉 三部作『ヴァーチャル・ライト』
『九龍城砦』(彩流社)刊行記念
「九龍城砦は今も屹立している」
日時:2017年 7月 17日(月)19:30開演(19:00開場)
会場:ジュンク堂 池袋本店(※アクセス)
宮本隆司(写真家)× 巽孝之(慶應義塾大学文学部教授・SF批評家)
お問い合わせ:ジュンク堂書店池袋本店
TEL: 03-5956-6111 / 東京都豊島区南池袋2-15-5
- 入場料:1000円(ドリンク付)。当日、会場 4F喫茶受付でお支払いください。
- 事前予約制。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約ください。
- 整理券・予約控え等はありません。
- ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願いします。
【講師紹介】(※hontoより)
- 宮本隆司(みやもと・りゅうじ):1947 年、東京生まれ。1973 年、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。建築雑誌「住宅建築」編集部員を経て独立。解体中や放置された建築を撮影して発表、廃墟の写真家として知られる。1989 年「建築の黙示録」「九龍城砦」展覧会、写真集により第 14回木村伊兵衛写真賞受賞。1996年「KOBE 1995 After the Earthquake」展示により第 6回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展金獅子賞受賞。2005年、世田谷美術館個展「ピンホールの家」展示により第 55回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2012年、紫綬褒章受章。2014年、徳之島アートプロジェクト実行委員会代表として活動の範囲を広げつつある。
- 巽孝之(たつみ・たかゆき):慶應義塾大学文学部教授、SF批評家。主著に『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房)、『「2001年宇宙の旅」講義』(平凡社新書)、『盗まれた廃墟: ポール・ド・マンのアメリカ』ほか、編著に『日本 SF論争史』(勁草書房)、編訳にダナ・ハラウェイほか『サイボーグ・フェミニズム』(トレヴィル/水声社)など多数。
【関連リンク】
【関連書籍】
宮本隆司『九龍城砦』
(彩流社、2017年)※予約受付中
巽孝之『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房、1988年)


巽孝之『「2001年宇宙の旅」講義』
(平凡社、2001年)


巽孝之『盗まれた廃墟: ポール・ド・マンのアメリカ』
(彩流社、2016年)


巽孝之『日本 SF論争史』
(勁草書房、2000年)


著:ダナ・ハラウェイ、サミュエル・ディレイニー、ジェシカ・アマンダ・サーモンスン、編訳:巽孝之、小谷真理『サイボーグ・フェミニズム』
(トレヴィル、1991年;増補再版、水声社、2001年)

宮本隆司『九龍城砦』


巽孝之『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房、1988年)
巽孝之『「2001年宇宙の旅」講義』
巽孝之『盗まれた廃墟: ポール・ド・マンのアメリカ』
巽孝之『日本 SF論争史』
著:ダナ・ハラウェイ、サミュエル・ディレイニー、ジェシカ・アマンダ・サーモンスン、編訳:巽孝之、小谷真理『サイボーグ・フェミニズム』