2017/05/24

06/03-04:アメリカ学会第 51回年次大会のお知らせ

6月 3日(土)〜 4日(日)にわたり早稲田大学早稲田キャンパスにて、アメリカ学会第 51回年次大会が下記のとおり開催されます。

大会一日目には、常山菜穂子先生、慶應義塾大学で講演をしてくださったことのあるグレッグ・ロビンソン先生(ケベック大学モントリオール校)、宇沢美子先生、巽孝之先生が、また、二日目には、波戸岡景太先生(明治大学)、大和田俊之先生が下記のとおりご登壇されます。ご関心のある方は、ぜひご来聴ください!

  • 常山菜穂子先生(慶應義塾大学)1日目午前【自由論題 A 視覚と演劇空間】討論者 9:15-11:45
  • グレッグ・ロビンソン先生(ケベック大学モントリオール校)1日目午前【自由論題 C 移動のポリティクス】報告 “Chinese American and Japanese American Women in Louisiana: History Unveiled” 9:15-11:45
  • 宇沢美子先生(慶應義塾大学)1日目午後シンポジウム「反エスタブリッシュメントの系譜」司会@大隈講堂  13:15-15:45 
  • 巽孝之先生(慶應義塾大学)1日目午後シンポジウム「反エスタブリッシュメントの系譜」報告「パラノイド文学の国境」@大隈講堂  13:15-15:45 
  • 波戸岡景太先生(明治大学)2日目午前【部会 A 「アーカイヴ」再考――表現者たちにとっての保存と展示】司会 9:30-12:00
  • 大和田俊之先生(慶應義塾大学)2日目午後【部会 D ヒップホップにみる人種の混淆】報告「ヒップホップとアフロ=アジア」 14:10-16:40

2017年 アメリカ学会第 51回年次大会
日時: 2017年 6月 3日(土)〜 6月 4日(日)
会場:早稲田大学 早稲田キャンパス / 受付: 11号館 4階第 1会議室
(〒169-8050 東京都新宿区戸塚町 1-104 ※アクセス
会場校連絡先:麻生享志
Tel: 03-5286-1768 / Email: asoes●waseda.jp ※●→@


【プログラム】※一部抜粋。詳細はアメリカ学会 HPをご覧ください。
第 1日 2017年 6月 3日(土)
午前の部:自由論題 9:15-11:45

【自由論題 A 視覚と演劇空間】
  • 司会:塚田幸光(関西学院大学)、討論:常山菜穂子(慶應義塾大学)
  • 青木深(東京女子大学)「戦後日本における米軍慰問演芸とその系譜――ヴァラエティ・ショーの比較文化史 1850 年代から 1950 年代まで」 
  • 深津勇仁(慶應義塾大学・院)「米国西部劇の変遷――伝統主義から修正主義の系譜の中で」 
  • 菊川雅子(同志社大学・講)「国吉康雄の『黒い日の丸』――意味の多重性と隠ぺい」
  • 武田寿恵(明治大学・院)「『牛ナベ的モダニズム』の正体――『モルガンお雪』にみる秦豊吉のアメリカ」

【自由論題 C 移動のポリティクス】
  • 司会:馬暁華(大阪教育大学)、討論:佐々木一恵(法政大学)
  • Julie NOOTBAAR (大分県立芸術文化短期大学) “Charles A. Longfellow in Meiji Japan: An Examination into the Background Circumstances and Significance of the Travels of H.W. Longfellow’s Son to Late 19th Century Japan”
  • Greg ROBINSON (University of Quebec, Montreal) “Chinese American and Japanese American Women in Louisiana: History Unveiled”
  • Zhenxing ZHU 朱振興 (同志社大学・院) “Pilgrimage for Revolutionary Spirit: African American Activists, the PRC, and Chinese American Leftists in the Cold War-Civil Rights Era”

昼食休憩 11:45-12:45
理事会・評議員会 11:50-12:45
清水博賞授賞式 13:00-13:10

午後の部@大隈講堂
シンポジウム「反エスタブリッシュメントの系譜」 13:15-15:45
  • 司会:宇沢美子(慶應義塾大学)、討論:宇野重規(東京大学)
  • 報告:会田弘継(青山学院大学)「反エスタブリッシュメントとしての右派」
  • 南修平(弘前大学)「『反エスタブリッシュメント』が立ち現れる時――ジョン・V・リ ンジーとニューヨーク労働者の対立」
  • 巽孝之(慶應義塾大学)「パラノイド文学の国境」

JAAS-ASAK Roundtable: The Theater and the Theatrical: Reconsidering American “Drama” in the Age of Trump 15:55-17:55
  • Welcome Remarks: 久保文明 (President, JAAS/ 東京大学) 
  • Chair: 内野儀(東京大学)
  • Speakers: Sookhee CHO (President, ASAK/Chung-Ang University)
  • 麻生享志(JAAS / 早稲田大学)
  • 中山俊宏(JAAS / 慶應義塾大学)
  • 竹谷悦子(JAAS / 筑波大学)

懇親会 18:15-20:15 @大隈ガーデンハウス 2階

<第 2日 6月 4日(日)>
部会・Workshop 午前の部 9:30-12:00

【部会 A 「アーカイヴ」再考――表現者たちにとっての保存と展示】
  • 司会:波戸岡景太(明治大学)
  • 報告:石原剛(早稲田大学)「マーク・トウェイン研究とアーカイヴ」
  • 落合明子(同志社大学)「『アフリカ系というレンズ越しに』アメリカをみる――NMAAHC 設立の意義と課題」
  • 和田光弘(名古屋大学)「史料論とアーカイヴ」
  • 討論:倉石信乃(明治大学)

昼食休憩 12:00-13:30
分科会 12:10-13:25
総会 13:30-14:00

部会・Workshops 午後の部 14:10-16:40
【部会 D ヒップホップにみる人種の混淆】
  • 司会:新田啓子(立教大学)
  • 報告:金澤智(高崎商科大学)「ヒップホップ・ムスリム――ポスト 9/11、ポスト・オバマ時代の人種と信仰」
  • 川村亜樹(愛知大学)「ポスト人種主義とヒップホップ」
  • 大和田俊之(慶應義塾大学)「ヒップホップとアフロ=アジア」
  • 討論:藤永康政(日本女子大学)


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