今回の支部会では、金澤智先生(高崎商科大学)による研究発表「Black Like Who? ――アメリカ映画と人種変身物語」が行われます。アメリカ映画において、「人種を規定する境界線」であるカラーラインがどのように視覚化されてきたのかを、特に白人‐黒人間の「変身」が描かれた作品群 (Finian’s Rainbow (1968) 、Watermelon Man (1970)、Black Like Me (1964)、Soul Man (1986) )に着目して論じられます。
ぜひご来聴ください!
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日本アメリカ文学会東京支部 9月例会日時:2015年9月26日(土)13:30-
会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 南校舎4階447教室
※アクセス / キャンパス
研究発表
「Black Like Who?――アメリカ映画と人種変身物語」
講師:金澤智(高崎商科大学)
司会:新田啓子(立教大学)
分科会
近代散文
Seize the Day’s Eye:
The Odes of Horace & Henry James’s “Daisy Miller”
Mauro LO DICO (Reitaku University)
The Odes of Horace & Henry James’s “Daisy Miller”
Mauro LO DICO (Reitaku University)
現代散文
「Toni MorrisonのBelovedにおける男性性――
円環のモチーフと脱家父長制の可能性」
名和玲(上智大学・院)
円環のモチーフと脱家父長制の可能性」
名和玲(上智大学・院)
詩
「Robert Frost on the Boundary――
歩みの先に見る景色 」
狭間敏行(創価大学・非)
歩みの先に見る景色 」
狭間敏行(創価大学・非)
演劇・表象
「破滅は回転する――
遊園地の文化史と『夜はやさし』 」
浅川友幸(東洋大学・非)
【関連書籍】遊園地の文化史と『夜はやさし』 」
浅川友幸(東洋大学・非)
金澤智著 『アメリカ映画とカラーライン――映像が侵犯する人種境界線』 (水声文庫、2014年)
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