モダニズム文学と慶應義塾
講師:巽孝之教授(専門:アメリカ文学、現代批評理論)
日時:2013年11月9日(土)14:10-16:30
場所:慶應義塾大学三田キャンパス(*地図はこちら)
慶友会とは、慶應義塾大学通信教育課程の学生による大学公認の団体で、約60の慶友会が存在します。その中で、湘南慶友会は、1976年に東京都南西部・神奈川県央・湘南地域中心として発足し、現在では全国で展開。会員の年齢層は20代から70代にわたり、職業も会社員・自営業・主婦・定年退職後の方など様々です。
「モダニズム文学と慶應義塾」は、巽先生の新著『モダニズムの惑星―英米文学思想史の修辞学』 刊行後、第一回目のご講演!先生の代表的三部作『ニュー・アメリカニズム』、『アメリカン・ソドム』、『リンカーンの世紀』 から約十年を経て刊行された本書は、スピヴァクの「惑星思考」を批判発展させ、エリオットやフィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナー、スタインベックらの作品を抜本的に再読。ロマンティシズムとモダニズムの 21世紀的対話が展望されております。本講演では、新著で扱われた英米モダニズム作家と同時代人、野口米次郎や西脇順三郎といった慶應義塾の文学者についてお話しくださいます。どうぞお楽しみに!
【関連リンク】
・湘南慶友会
【関連書籍】
『モダニズムの惑星―英米文学思想史の修辞学』(岩波書店、2013年)
『ニュー・アメリカニズム―米文学思想史の物語学』(青土社、1995年)
『アメリカン・ソドム』 (研究社、 2001年)
『リンカーンの世紀―アメリカ大統領たちの文学思想史』(青土社、2002年)