2013/03/01

対談後記

---細野香里
今まで様々な機会を通じて巽先生のお話を伺ってきましたが、それでも初耳のお話が次々と繰り出され、先生が積み重ねてこられた知識、経験の深さを感じ、非常に刺激的なひと時でした。特に、学術研究とは自分が一生かかっても終わらない仕事を繋いでゆくことだ、というお話から、気持ちを新たに引き締めて大学院での勉強に励もうという気持ちになりました。お忙しい中快くお話を聞かせてくださった先生、どうもありがとうございました!        

---坂雄史
先生のお話を聞いて、学部時代に一番やっておくべきことを「本を読め」とか、「色々な人生経験を積むべき」といった紋切り型の答えでなく「卒論を書く」ことだとおっしゃられていたのが印象的でした。世間では卒論を書かない学生もいる中、巽先生はそれぞれの目標に合わせて熱心に指導して下さっているのが分かり、自分も卒論に向きあう中で改めて文学と向き合う環境の大切さとそこで学べたものを感じ取れたお話でした。