2012/04/07

巽先生序文、ウィリアム・ギブスン推薦文の川又千秋著『幻詩狩り』英訳版Death Sentences刊行中!

作家・川又千秋氏による1984年日本 SF大賞受賞作品『幻詩狩り』の英訳版 Death Sentences が刊行!巽先生序文、トマス・ラマール氏後書、ウィリアム・ギブスン推薦文という豪華仕様でございます。

"A hardboiled, sharply surreal fable 
about the power of the written world."
---William Gibson


Death Sentences

Kawamata Chiaki

Translated by Thomas Lamarre and Kazuko Y. Behrens

286 pages, 5 x 8, March 2012
University of Minnesota Press (2012)
$17.95 paper
$54.00 cloth
ミネソタ大学出版による本書詳細

CONTENTS
Foreword: From Surrealism to Postmodernism Takayuki Tatsumi 

DEATH SENTENCES
Prologue: The Tracker 
1: Another World 
2: The Gold of Time 
3: Undiscovered Century 
4: The Shade of the Shadow of Light 
5: Voyagers 
The Final Chapter: Oblivion 

Afterword: Vortex Time Thomas Lamarre 
Notes 


著者・川又千秋氏は高校時代、SFファンジン『アステロイド』に短編を発表し、その作品が日本初の SFファンジン『宇宙塵』に再録されました。慶應義塾大学文学部では、私小説『死の棘 』で知られるシュールレアリスト島尾敏雄を卒業論文の対象として選択。その後、『火星人先史 』星雲賞『幻詩狩り』で日本 SF大賞を受賞されます。ほかにも『反在士の鏡 』『火星甲殻団 』などの長篇小説、『人形都市 』などの短編集、『翼に日の丸 』などのシリーズ長篇、『夢の言葉・言葉の夢 』などの評論、と数多くの著作を発表されています。

2007年には、慶應義塾大学 150周年記念講演会・学問のすゝめ 21の第 5回講演『文学のすすめ』にて、巽先生、荻野アンナ先生とともにご出演。西脇淳三郎先生、瀧口修造先生、佐藤朔先生、吉増剛造先生そして朝吹亮二先生へと引き継がれる慶應義塾文学部シュールレアリスムの伝統において、独自の SF的想像力を開花させた本作を、ぜひお見逃しなく!

【関連リンク】

【関連書籍】
Death Sentences (U of Minnesota P, 2012)


『幻詩狩り (創元SF文庫)』(中央公論社、1984年;東京創元社、2007年)


『火星人先史 (角川文庫)』(初版、1984年;角川書店、2000年)



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