2010/03/11

03/27: 日本アメリカ文学会東京支部3月例会のお知らせ

3月27日(土)、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部3月例会が行われます。

東京支部3月例会
日時:3月27日(土)午後1時30分より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟AB会議室


研究発表
「Timeへの“sail on”―MelvilleとFaulknerを繋ぐ」
講師:牧野有通
司会:佐久間みかよ(和洋女子大学)

分科会
近代散文「“Between Two Countries, We Have None At All”―The Marble Faunとホーソーンのロマンスの行方」
藤村希(立教大学)

現代散文「タブロイド・フォークナー―『標識塔』から見える解体の過程」
山根亮一(慶應義塾大学・院)

「クロード・マッケイの“Home Thoughts”における「雑種性」」
井上正子(東京大学・院)

演劇・表象「「みんなのクィア・サーカス」と「わたし」―Circus Amokのパフォーマンス」
佐藤里野(お茶の水女子大学・院)

研究発表では、牧野有通氏が、地理的環境、また歴史的背景においても対極にあるメルヴィルとフォークナーについて、両者を繋ぐ「時間」という観点から考察し、発表されます。
なお分科会では、巽ゼミ大学院の山根亮一さんが、フォークナーの1935年の作品『標識塔』Pylonについての発表を行います。