2009/07/09

07/15: シドニーで開催されるJSAA-ICJLE 2009 Conferenceにて、巽先生・小谷真理さんご講演のお知らせ

オーストラリア日本研究学会(Japanese Studies Association of Australia)主催の会議JSAA-ICJLE 2009 Conference 国際研究大会が、7月13日(月)から16日(木)の4日間にわたってシドニーのニューサウスウェールズ州立美術館・ニューサウスウェールズ大学にて開催されます。巽先生と小谷真理さんは、15日(水)に講演を行います。お二人を今回の会議に招聘し、また講演でも司会を務めるレベッカ・スーター氏(シドニー大学准教授)は、ハーバード大学にて村上春樹研究で博士号を取得し(著書にThe Japanization of Modernity: Murakami Haruki Between Japan and the United States(2008)など )、ミステリ研究やマンガ翻訳でも知られる若手日本学者です。

日時:7月15日(水) セッション6 3時45分~5時15分
場所:ニューサウスウェールズ大学 Mathews Building 
パネル:Transpacific Avant-pop. Rebecca Suter, Chair
‘Poe and Rampo: a Transpacific Revival’ Takayuki Tatsumi
‘Shojo Culture in Kamikaze Girls' Mari Kotani
Discussant, Tomoko Aoyama


巽先生の講演テーマは、‘Poe and Rampo: a Transpacific Revival’。今年生誕200周年を迎えるエドガー・アラン・ポーと、彼の作品を吸収し、多大な影響を受けた江戸川乱歩。二人の作品が、現代の日本映画をはじめとする様々な表現形態に与えたインパクトを巽先生が探ります。
また、真理さんは‘Shojo Culture in Kamikaze Girls'と題し、ロリータ・ファッションで話題となった映画『下妻物語』('Kamikaze Girls'とは、『下妻物語』の英訳タイトルのこと。)を取り上げ、「少女」や「コスプレ」に焦点を当てて論じます。