2007/11/30

巽先生が共編のSF研究、北米はミネソタ大学出版局より、ついに刊行!

巽先生と、友人であるクリストファー・ボルトン氏(ウィリアムズ大学)、イシュトヴァーン・チチェリイ=ローナイ氏(デュポウ大学)との共同研究、Robot Ghosts and Wired Dreams: Japanese Science Fiction from Origins to Animeが、ついに出版されました!!!

この本の誕生のはじまりは、巽先生が基調講演者として招かれた香港SF会議で共編者ボルトン氏とチチェリイ=ローナイ氏に出会った2001年1月のこと。 この会議は、"Hong Kong 2001:Technology, Identity, & Futurity, East and West, in the Emerging Global Village"と銘打たれたもので、カリフォルニア大学リバーサイド校が開催している年次会議が、2001年を記念して香港中文大学とタイアップして行った特別企画でした。(香港SF会議での模様は、こちらからご覧になれます。)

この香港SF会議を機に、北米のSF研究誌<SFスタディーズ>Science Fiction Studeisで日本SF特集号を一緒にやろうという運びになり、同誌#88 (vol.29, part 3 = November 2002)として刊行されました。ところが刊行されるやいなや、この特集号がアッという間に売り切れてしまったため、ミネソタ大学出版局からのオファーを受けて、単行本化出版ということになりました。そしていよいよ今回は、5年の歳月をかけた増補版の出版なのです!

内容は、トマス・シュネルベッヒャー氏(ベルリン自由大学)による安部公房・小松左京論から本塾訪問教授でもあったスーザン・ネイピア氏(タフツ大学)による『エヴァンゲリオン』論、今年度の本塾訪問教授ウィ リアム・ガードナー氏(スワスモア大学)の筒井康隆論などのほか、小谷真理氏の女性SF論や東浩紀氏の哲学的SF論、斎藤環氏の戦闘美少女論など、SF小説からSF映画、アニメやオタク文化まで幅広い分野にわたる一冊です。

大反響を呼んだ、盛りだくさんな内容の一冊!必見です!ぜひ、手にとってみてください!

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