2021/10/10

『キネマ旬報』最新号の特集「DUNE/デューン 砂の惑星」に、巽先生によるご論考「それは神の生誕の日——『デューン 砂の惑星』の精神史」が収録されています!

『キネマ旬報』最新号の特集は、公開が待たれる「DUNE/デューン 砂の惑星」。本号には、巽先生によるご論考「それは神の生誕の日——『デューン 砂の惑星』の精神史」が収録されています!本論考は、この度映画化された『デューン』の原作——1965年刊行、フランク・ハーバート著——にあらためてたちかえり、1960年代の精神史や本作のもつ異種混淆譚のアメリカ文学的伝統、および本作が 21世紀の今日において映画化される意義、についてお教えくださいます。ご関心のある方は、ぜひお手にとってみてください!



『キネマ旬報』
10月下旬号
2021年10月5日
定価 935円(税込)

【目次】(※抜粋。詳細は KINEJUN ONLINE SHOPをご参照ください)
巻頭特集「DUNE/デューン 砂の惑星」
イントロダクション ■神武団四郎
インタビュー ドゥニ・ヴィルヌーヴ[監督]+ティモシー・シャラメ ■猿渡由紀
論考
  • 石川慶「「DUNE/デューン 砂の惑星」をヴィルヌーヴが撮るということ」
  • 巽孝之「それは神の生誕の日——『デューン 砂の惑星』の精神史」
  • 伊藤俊治「砂漠の中を蠢くもの——砂虫のイメージ論」
対談:芝山幹郎×滝本誠 ■佐野亨

グラビアインタビュー
遠藤雄弥&津田寛治「ONODA 一万夜を越えて」 ■塚田泉
志田彩良「かそけきサンカヨウ」 ■山下研
瀬戸康史「劇場版 ルパンの娘」 ■木俣冬

企画・作品特集「今ひとたびの森田芳光」
対談 ライムスター宇多丸×三沢和子 ■前野裕一
『森田芳光70祭』紹介
森田芳光監督作品28
森田芳光監督自作を語る
森田映画のすすめ ■相田冬二、浅野宗祐、石飛徳樹、尾形敏朗、おかむら良、
恩田泰子、垣井道弘、掛尾良夫、笠井信輔、勝田友巳、加藤基、川本三郎、佐藤友紀、新藤純子、轟夕起夫、服部香穂里、横山雄二、前野裕一 文とイラスト ■宮崎祐治
『森田芳光全作品』書評 ■樋口尚文

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