6月 19日(火)に、青山学院大学青山キャンパスにて、M・トマス・インジ先生(ランドルフ・メイコン・カレッジ)による特別講演会 “Edgar Allan Poe in the Comics” が下記のとおり開催されます。ご関心のある方は、ぜひご来聴ください!
Edgar Allan Poe in the Comics
日時:2018年 6月 19日(火)18:45–20:15
会場:青山学院大学青山キャンパス 17号館 17308教室
(アクセス / キャンパス)
講師:M・トマス・インジ教授
(Blackwell Professor of Humanities, Randolph-Macon College)
お問い合わせ:メアリ・ナイトン教授(文学部 英米文学科)
※事前予約不要・参加費無料
※青山学院大学 HPによる本講演会詳細
【講演要旨】(※青山学院大学 HPより)
エドガー・アラン・ポーという存在は、彼が大衆印刷・文学に直接貢献していた同時代から現在に至るまで、アメリカのポピュラーカルチャーにおいて影響力を発揮し続けている。他のどのアメリカ作家の作品よりも、その物語および詩作品は、コミックやグラフィックノベルへ頻繁に翻案されてきた。本講演においては、これら諸翻案の多様性および性質について論じたい。
【講師紹介】(※フライヤーより)
M・トマス・インジ教授 (M. Thomas Inge, Blackwell Professor of Humanities, Randolph-Macon College): 1996年のポピュラーカルチャー協会 (PCA, The Popular Culture Association) による M・トマス・インジ賞設立は、インジ教授ほど、ポピュラーカルチャー / 書籍製作をめぐる芸術と産業 / 視覚芸術 / アメリカ文学 / における複雑な連帯を見据えた研究者がほとんど皆無であったことを示す。文学/ 図像 / 文化をめぐる氏の試みは近年の以下三点の研究から窺われる: 1) “Mark Twain and Dan Beard in the Court of King Arthur,” Illustration Magazine, No. 55 (2017): 62-81; 2) “William Faulkner, James Avati, and the Art of the Paperback Novel,” Illustration Magazine, No. 56 (2017): 56-69; & 3) “Was Krazy Kat Black? From Cartoonist to Pop Culture Pioneer: The Racial Identity of George Herriman,” Drawing the Line: Comics Studies and INKS, 1994-1997, edited by Lucy Caswell and Jared Gardner (Ohio State University Press, 2017): 40-51. 現在、ウォルト・ディズニーについて執筆中。その他、フォークナー / トウェイン / ポー / ユーモア / 南部作家に関する研究多数。
【関連リンク】
青山学院大学 HPによる本講演会詳細