2018/05/28

巽先生によるフィリップ・ロス追悼文「性・人種・階級…タブーへの挑戦者」が本日の『産経新聞』に掲載されています!(ウェブでお読み頂けます)

作家フィリップ・ロスが 5月 22日に逝去しました。本日の『産経新聞』に、巽先生による追悼文「性・人種・階級…タブーへの挑戦者」が掲載されています!(→こちらからお読み頂けます)

半世紀以上にわたるロス作品を眺めつつ、現代のアメリカが抱える多元的な病巣を、そのグロテスクな筆致とブラックユーモアを通じて抉り出してきた作家としてご提示されています。ロス作品と併せて、ぜひご一読ください!


【関連リンク】
「追悼 米作家、フィリップ・ロス氏——性・人種・階級…タブーへの挑戦者 慶応大学教授(アメリカ文学)・巽孝之」(『産経デジタル』)


【関連書籍】
フィリップ・ロス/大津栄一郎、宮本陽吉、佐伯彰一訳『乳房になった男 (集英社文庫)』(集英社、1978年)


フィリップ・ロス/中野好夫、常盤新平訳『素晴らしいアメリカ野球 (新潮文庫)』(新潮社、2016年)


フィリップ・ロス/上岡伸雄訳『ヒューマン・ステイン』(集英社、2004年)


フィリップ・ロス/柴田元幸訳『プロット・アゲンスト・アメリカ もしもアメリカが・・・』(集英社、2014年)


Philip Roth, The Breast (1972; Vintage, 1995)


Philip Roth, The Great American Novel (1973; Vintage, 1991)


Philip Roth, The Human Stain (2000; Vintage, 2001)


Philip Roth, The Plot Against America (2004; Vintage, 2005)