2017/10/03

エジプト系アメリカ人作家オマル・エル=アッカド氏による小説『アメリカン・ウォー』が新潮文庫より絶賛刊行中!『産経ニュース』に、巽先生による書評「世界史動かした家族の物語」が掲載されています!

エジプト系アメリカ人作家オマル・エル=アッカド氏による小説『アメリカン・ウォー』(2017)が新潮文庫より絶賛刊行中!9月 17日の『産経ニュース』には、巽先生による書評「世界史動かした家族の物語」が掲載されています!本書評は産経デジタルにて全文お読み頂けます(→こちら)。

オマル・エル=アッカド氏は、1982年カイロ生まれの若手小説家。16歳の時にカナダへ移住したのち、カナダの大手新聞社『グローブ・アンド・メール』でジャーナリストとして活躍。アフガニスタン紛争(2001-2014)、グアンタナモ米軍基地の特別軍事裁判、エジプトの「アラブの春」(2011)、ミズーリ州で起きた白人警察官による黒人少年射殺事件(2014)などを取材。本書『アメリカン・ウォー』で小説家デビューを果たします(文庫下巻「訳者あとがき」より)。

本書『アメリカン・ウォー』は、「21世紀後半」に勃発した「第二次南北戦争」をめぐる歴史を主題としつつ、本戦争に巻き込まれざるを得なかった登場人物の一人サラット・チェスナットの生涯を描きあげます。併せて、ぜひご一読ください!





【関連リンク】
[書評]慶応大学教授・巽孝之が読む『アメリカン・ウォー(上下)』オマル・エル=アッカド著、黒原敏行訳 世界史動かした家族の物語(産経ニュース)

【関連書籍】
オマル・エル=アッカド、黒原敏行訳『アメリカン・ウォー(上)』(新潮社、2017年)


オマル・エル=アッカド、黒原敏行訳、池上彰解説『アメリカン・ウォー(下)』(新潮社、2017年)