2017/09/21

09/30:日本アメリカ文学会東京支部 9月例会のお知らせ

9月 30日(土)に慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部 9月例会が下記のとおり開催されます。

今月の例会では、難波雅紀先生(実践女子大学)による研究発表「魔女になる●●か、聖徒になる●●か−−セイラム魔女裁判での告白を巡る攻防」が行われます。本研究発表は、17世紀末のセイラムが抱える宗教事情・社会情勢をふまえ、セイラムの魔女裁判における共同体の権力構造を読み解いた上で、裁判や予備尋問での魔女の認否を巡る告白−−対極にいた二人のスケープゴート、ティテュバとレベッカ・ナースの告白−−をとりあげて、それが含意していた二つの救済をご検討されます。(※詳細は日本アメリカ文学会東京支部 HPをご覧ください)

また、分科会・現代散文では、大学院 OBの志賀俊介さんが「不同意の遺産−−ロードアイランドの伝統とJhumpa Lahiri」をご発表されます。ご関心のある方は、ぜひご来聴ください!

日本アメリカ文学会東京支部 9月例会
日時: 2017年 9月 30日(土)午後 1時半より
会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 研究室棟 AB会議室
アクセス キャンパス

研究発表
魔女になる●●か、聖徒になる●●か−−セイラム魔女裁判での告白を巡る攻防
講師:難波雅紀(実践女子大学)
司会:増井志津代(上智大学)

分科会
近代散文
剥ぎ取られた生を生きて−− Henry JamesのThe Spoils of Poyntonにみる物と主体の関係性について
加茂秀隆(一橋大学・非)

現代散文
不同意の遺産−−ロードアイランドの伝統とJhumpa Lahiri
志賀俊介(首都大学東京・非)


プロテストの声−−Augustine Joseph Hickey Duganneと詩人の使命
澤入要仁(立教大学)

演劇・表象
摩天楼と怪物−−二つの世紀転換期における高層ビルの表象
坪野圭介(東京大学・特任研究員)


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日本アメリカ文学会東京支部
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