著者の赤坂真理さんは、1995年「起爆者」で小説家デビュー。2012年『東京プリズン』にて、第 66回毎日出版文化賞および第 16回司馬遼太郎賞を受賞されました。他にも「ヴァイブレータ」「ミューズ」で芥川賞候補となり、2000年『ミューズ』は第 22回野間文芸新人賞を受賞。2003年には『ヴァイブレータ』が、寺島しのぶ主演で映画化されました。 また、評論として『肉体と読書』(2005)や『モテたい理由』(2007)もあります。
本書『ヴォイセズ/ヴァニーユ/太陽の涙 』は、赤坂真理さんの代表作を文庫にまとめたもの。ぜひご一読ください!

『ヴォイセズ/ヴァニーユ/太陽の涙』
赤坂真理
文庫、264ページ
河出書房、2013年 4月
定価788円(本体750円+税)
*河出書房による本書紹介
【目次】
ヴォイセズ
白い脂の果実
ヴァニーユ
太陽の涙
文庫版へのあとがき
解説:蝶の語り方(小谷真理)
【関連書籍】
『東京プリズン』(河出書房、2012年)

『ミューズ/コーリング 』(河出書房:文庫、2013年)

『蝶の皮膚の下 』(河出書房:文庫、1999年)

『ヴァイブレータ 新装版』 (講談社:文庫、2013年)

『ヴァイブレータ スペシャル・エディション [DVD]』(映画、2003年)

『肉体と読書』(講談社、2005年)

『モテたい理由 』(講談社:現代新書、2007年)
