6月25日(土)、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部6月例会が行われます。
東京支部6月例会
日時:6月25日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟A・B会議室
シンポジウム「J. D. Salinger後の『サリンジャー研究』を展望する」
発題、司会:上西哲雄(東京工業大学)
発題:田中啓史(青山学院大学)、高野泰志(九州大学)、波戸岡景太(明治大学)
分科会
近代散文「"A Citizen of Somewhere Else"―The Scarlet Letterにおける死者・共同体・ロマンス」
藤村希(立教大学)
現代散文「陰画としての男性性―ヘミングウェイ作品における時間とメランコリー」
関真彦(専修大学)
詩「Denise Levertovの詩における"personal aspects"―"Olga Poems"と"A Note to Olga (1966)"」
山中章子(獨協大学)
演劇・表象「浴室へ―A Streetcar Named DesireとWho's Afraid of Virginia Woolf?にみるモダン・ゴシック」
千代田夏夫(日本女子大学)
今回のシンポジウムで取り上げるのは、昨年1月に91歳で亡くなったJ.D. サリンジャー。サリンジャー研究の歴史、伝記的背景、身体描写、動物表象といった観点から、サリンジャー文学研究の今後を展望していきます。なお、パネリストには、大学院巽ゼミOBの波戸岡景太先生(明治大学)が出演されます。