2011/05/24

05/28: 日本アメリカ文学会東京支部5月例会のお知らせ

5月28日(土)、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部5月例会が行われます。

東京支部5月例会
日時:5月28日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス北館大会議室

研究発表「Willa Cather: My Antoniaを読み解く―シチリアの薬壺、ウェルギリウス『アェネーイス』、デュマ・フィス『椿姫』などを糸口に」
講師:佐藤宏子(東京女子大学名誉教授)
司会:新井景子(武蔵大学)

分科会
近代散文「フェダラーは逃亡奴隷か?―『白鯨』にみる人種共存の理想と現実」
辻祥子(松山大学)
現代散文「ジョン・スタインベックの無形のユートピア―ニューディール・リベラリズムの視点から読む『怒りの葡萄』」
木原健次(一橋大学・院)
「カオスの中で場を持つこと―60年代半ばのBob Dylan」
堀内正規(早稲田大学)
演劇・表象「先回りするイメージ―ウォーホルとウィノグランドの60年代アメリカ」
日高優(群馬県立女子大学)

今回の研究発表では、佐藤宏子先生(東京女子大学名誉教授)をお迎えします。ウィラ・キャザーの代表作のひとつであり、昨年佐藤先生ご自身が手がけられた翻訳がみすず書房より刊行された、My Antoniaについてのご発表をされます。

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『マイ・アントニーア』
ウィラ・キャザー著、佐藤宏子訳
発行年月日:2010/11/11
発行:みすず書房