日系カナダ人作家ジョイ・コガワ氏が今月来日し、6月17日(木)に慶應義塾大学で講演してくださることになりました。
詩人として早くからご活躍されていたコガワ氏の小説処女作で半自伝的作品であるObasan(1981)は、発売後たちまちベストセラーとなり、アメリカや日本でも出版され、好評を博しました。今回の公開講演会では、「Obasanを語る―大戦時における日系カナダ人の強制収容」と題し、戦争や強制収容のこと、日本のこと、創作活動のこと、平和運動のことなどについて、お話くださいます。
どうぞお見逃しなく!
※なお、コガワ氏は、6月12日(土)に長崎大学で開催される第28回日本カナダ文学会年次研究大会でもご講演を予定されています。
Joy Kogawa
「Obasanを語る―大戦時における日系カナダ人の強制収容」
日時: 6/17(木) 10:30-12:00
会場: 慶應義塾大学三田キャンパス 研究棟1階A会議室
講師: Joy Kogawa(作家)
司会: 巽孝之(慶應義塾大学文学部教授)
共催: 慶應義塾大学文学部英米文学専攻・慶應義塾大学藝文学会
・参加自由、登録不要。
・講演は英語で行われます(通訳なし)
☆コガワ氏関連書籍
・Obasan(1981)
・Emily Kato(2005; Itsuka(1992)改題))