創刊号に引き続き、本号も読みどころ満載!
最近のアメリカ研究書の序文を集めるというセクションでは、東京外国語大学教授・荒このみ先生がJosephine Baker: A Chanteuse and a Fighterを寄稿し、「黒いヴィーナス」の異名をとり1954年には来日も果たした歌手・ダンサーのジョセフィーヌ・ベイカーについて論じています。また、アメリカ公民権運動の指導者であったW・E・B・デュボイスの未発表論考The Afro-Americanも含む、充実した内容。さらに復刻セクションには、マーク・トウェインのThe Treaty with Chinaや、昨年逝去された本ウェブジャーナル(JTAS)の編集顧問エモリー・エリオット氏のTerror, Aesthetics, and the Humanities in the Public Sphereも掲載されています。