2003/01/01

日本マーク・トウェイン協会 第7回総会・研究発表会のお知らせ


秋の学会シーズンが近づいてきました。10月第2週に名古屋近郊で開催される各種学会のなかでも、10月10日(金)の日本マーク・トウェイン協会はまさに必見です。これまでリアリズム文学の領域から「金ぴか時代」の象徴のように論じられることの多かったトウェイン。しかし、トウェインは、世紀転換期にその枠組みを大きく逸脱する数々のファンタジーも生み出しています。今まで切り捨てられてきた要素のなかに広大なジャンル論的フロンティアがあるのではないか―こうした観測のもと、志村正雄、有馬容子、小谷真理の各氏が新たなトウェイン像に迫ります。司会兼講師として巽先生が参加されているのにも注目です。

日本マーク・トウェイン協会 第7回総会・研究発表会
日時 2003年10月10日(金)
場所 桜花学園大学インフォメーションセンター

シンポジウム 12:40-15:10
「マーク・トウェインとファンタジー」
司会・講師 巽孝之(慶応義塾大学)
   講師 志村正雄(元東京外語大学)
   講師 有馬容子(城西国際大学)
   講師 小谷真理(文芸批評家)

*協会の雑誌『マーク・トウェイン―研究と批評』最新号(第2号)には巽先生のエッセイも掲載されています。