『レッドリスト』
『レッドリスト』
安生正
四六、373頁
幻冬舎、2018年
1,500円(税別)
※幻冬舎による本書紹介
【本書詳細】※幻冬舎 plusより
記録的な寒波に襲われた東京で、原因不明の感染症が発生。死亡者が出る事態となり、厚生労働省の降旗一郎は、国立感染症研究所の都築裕博士とともに原因究明にあたる。さらに六本木で女性が無数の吸血ヒルに襲われ、死亡するという事件も勃発。未曾有の事態に翻弄される降旗たちは解決の糸口を見つけられずにいた。同じ頃、東京メトロの地下構内で複数の切断死体が発見された。警察は監視カメラの映像を消し失踪した職員を大量殺人の容疑者として追い始める。次々と前代未聞の事態が発生しパニック状態の都民に、狂犬病ウイルスに感染し死亡する者が続出し始めた。いったい、極寒の東京で何が起きているのか……。
【著者詳細】※幻冬舎 plusより
安生正(あんじょう・ただし):1958年生まれ。京都府京都市出身、東京都在住。京都大学大学院工学研究科卒。現在、建設会社勤務。第11回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作『生存者ゼロ』が大ヒット。『ゼロの迎撃』『ゼロの激震』と続く〈ゼロ〉シリーズは人気を博し、累計130万部を突破。近著は『Tの衝撃』(実業之日本社)。
【関連リンク】
プロがススメる「超展開」小説「パンデミックとその隠喩」(巽孝之)(幻冬舎 plus)
【関連書籍】
安生正『レッドリスト』(幻冬舎、2018年)
安生正『生存者ゼロ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)』
安生正『ゼロの迎撃 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)』
安生正『ゼロの激震 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)』
安生正『Tの衝撃』