2016/10/17

10/25-29:美術家・菅実花氏と小谷真理先生の対談 “The Future Mother−−妊娠するラブドールを考える”開催!@慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎 1階シンポジウムスペース 18:30-19:30

10月 25日(火)〜29日(土)にわたり、慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎 1階イヴェントテラスにて、美術家・管実花氏の展覧会 “The Future Mother−−ラブドールは胎児の夢を見るか?シリーズより” が下記のとおり開催!さらに、27日(木)には、作者菅氏と小谷真理先生の対談 “The Future Mother−−妊娠するラブドールを考える” が行われます!


■■■【EXHIBITION】■■■
The Future Mother
ラブドールは胎児の夢を見るか?シリーズより
日程: 2016年 1025日(火)〜 29日(土)
時間:11:00-19:00 / 最終日のみ 11:00-17:00
会場:慶應義塾大学  日吉キャンパス来往舎 1F イヴェントテラス
アクセス / キャンパス
※無料、学生以外の方も入場できます。

■■■【TALK EVENT】■■■
The Future Mother
妊娠するラブドールを考える
対談:菅実花×小谷真理
日時:2016年 1027日(木) 18:30-19:30(18:15開場)
会場:慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎 1F シンポジウムスペース
アクセス / キャンパス
※無料、学生以外の方も入場できます。
主催:慶應義塾大学 自由研究セミナー 独身者機械を考える


◆◆◆美術家、菅実花氏の作品「《The Future Mother 未来の母》ラブドールは胎児の夢を見るか?シリーズより」は、いわゆるマタニティー・ヌード・フォトです。しかし妊娠しているのはなんとラブドール! 強烈な印象を残すこの作品は 2016年 1月に発表されるや、インターネットを中心に大きな反響を呼びました。インタヴュー記事の閲覧数は実に 1000万回を越えたといいます。人形は人形であるがゆえに妊娠しないはず、男性用の愛玩人形であればなおさらです。彼女たちの美しい姿はなにを表わしているのでしょう? 誇らしげなその笑みの裏にはなにがあるのでしょうか? 作品は、テクノロジーの進歩が出産と性のあり方に大きな揺さぶりをかけている現代、そこに生きる私たちに多くの問いを投げかけてきます。

本企画では1月以来初の「The Future Mother」展覧会を日吉キャンパスでおこなうとともに、作者の菅氏、そして作品の鍵でもある 〈サイボーグ・フェミニズム〉 理論の日本への紹介者、小谷真理氏をお迎えし、作品について存分に語っていただきます。みなさんも一緒に、妊娠したラブドールについて考えてみませんか?(※イベントHPより/慶應義塾大学 新島進(コーディネーター)「自由研究セミナー 独身者機械を考える」担当)◆◆◆


【講師紹介】



【関連書籍】
小谷真理『女性状無意識―女性SF論序説』(勁草書房、1994年)


小谷真理『聖母エヴァンゲリオン』(マガジンハウス、1997年)


小谷真理『エイリアン・ベッドフェロウズ』(松柏社、2004年)


ダナ・ハラウェイ、ジェシカ・アマンダ・サーモンスン、サミュエル・ディレイニー/巽孝之、小谷真理編訳『サイボーグ・フェミニズム』(トレヴィル、1991年;増補版、水声社、2001年)