慶應義塾大学大学院アメリカ文学専攻ご出身の麻生享志先生(早稲田大学教授)の新刊『ポストモダンとアメリカ文化:文化の翻訳に向けて』が、彩流社より刊行されました。
『ポストモダンとアメリカ文化:文化の翻訳に向けて』
麻生享志著
四六判/ 287ページ/ 上製
定価:2500+税
彩流社より、2011年6月刊行
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本書は、ポストモダニズムをキーワードに現代アメリカ文学を読み解くというもの。冷戦期のサリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』からピンチョンらのカウンターカルチャー、マドンナのアメリカ、ユダヤ系移民のアメリカ、ベトナム移民の文学、そして、9・11以降の『グラン・トリノ』までを、文学作品のみならず、映像・音楽・絵画と幅広く扱いながら、文化的側面に焦点をあて歴史的文脈でとらえた通史です。