2011/04/07

04/16: 日本アメリカ文学会東京支部4月例会のお知らせ

4月16日(土)、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部4月例会が行われます。

東京支部4月例会
日時:4月16日(土)午後2時より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟A・B会議室
特別講演会
「余は如何にしてモービィ・ディック信徒となりし乎」
講師:八木敏雄(成城大学名誉教授)
司会:藤平育子(中央大学教授)


今回の東京支部4月例会では、アメリカン・ルネッサンス全般を専門とする八木敏雄先生をお迎えし、講演を行っていただきます。
八木先生は、『破壊と創造―エドガー・アラン・ポオ論』(南雲堂、1968年)、『ポー―グロテスクとアラベスク』(冬樹社、1978年)といったポー論をはじめ、決定版とされるホーソーン『緋文字』完訳版(岩波文庫、1992年)、メルヴィル『白鯨』(岩波文庫版全三巻、2004年)、さらには北米のメルヴィル学者にも影響を与えた名論考『「白鯨」解体』(研究社、1986年)を発表されています。そして、一昨年前には、エドガー・アラン・ポー生誕200周年を記念し、八木先生と巽先生共編著、『エドガー・アラン・ポーの世紀―生誕200周年記念必携』が研究社より刊行されましたので、こちらもあわせてどうぞ。