2010/03/15

J・D・サリンジャー追悼特集

1953年から長らく隠遁生活をつづけながらも、村上春樹氏による新訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(2003年、白水社)が刊行されるなど、いまなお読まれ続けている作家サリンジャー。今年 1月に 91歳で惜しくも亡くなりましたが、その追悼特集が続々登場!

現在発売中の『週刊読書人』最新号(3月19号)には、巽先生と『八月の路上に捨てる』(2006年、文藝春秋)で第 135回芥川賞を受賞した伊藤たかみ氏とのサリンジャー追悼対談、「永遠の青春文学『ライ麦畑でつかまえて』の作家に捧ぐ」―作家ジェローム・デイヴィッド・サリンジャー氏をめぐって―が特集されています。

また、『文学界』4月号には、大学院巽ゼミOBの大和田俊之先生が特集「さよなら、サリンジャー」に「紐育滞在記―サリンジャーの死、あるいは可視化される欲望」を寄稿されています。

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なお、2003年に日本で公開された、サリンジャーへのオマージュともいえる映画『ライ麦畑をさがして』。両親の離婚、父との確執、兄の自殺―悩みを山のように抱える少年・ニールは、恋人のTJを誘い、ヒッチハイクの旅に出るのだった。愛読する『ライ麦畑でつかまえて』の作者サリンジャーに会い、主人公ホールデンのその後を知るために・・・。
この映画の封切を記念し、同年渋谷イメージフォーラムにて、巽先生と大串先生とのトークショウが行われました。そして、その模様がDVDの特典映像にも入っております。
ニューヨークへと旅するニールは、まさに小説『ライ麦畑でつかまえて』の主人公ホールデンさながら。こちらも、ぜひご覧ください。


『ライ麦畑をさがして』(2001年アメリカ)
監督:マルコム・クラーク
出演:DJクオールズ、レイチェル・ブランチャード、コリン・フォックスほか


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