日本マーク・トウェイン学会が毎年発行している『マーク・トウェイン研究と批評』の最新号が刊行されました。今号では特集「マーク・トウェインとファンタジー」として、昨年秋に行われたシンポジウムの模様を収録。また大学院巽ゼミOBの中垣恒太郎による書評や、大串尚代著『ハイブリッド・ロマンス──アメリカ文学にみる捕囚と混淆の伝統』への書評も掲載されています。 <特集> 「マーク・トウェインとファンタジー」 シンポジウム: アメリカン・ファンタジー序説 巽孝之 マーク・トウェインの天国──1905年から1906年を中心に 有馬容子 トウェインの晩年を見て 志村正雄 コネチカットの呪われた城──モリス、トウェイン、ウェルズ 小谷真理 9-42頁 <書評> ・中垣恒太郎 Neider, Charles, ed. The Travels of Mark Twain. New York: Cooper Square Press, 2000. Melton, Jeffrey Alan. Mark Twain, Travel Books, and Tourism: The Tide of a Great Popular Movement. Tascaloosa: The University of Alabama Press, 2002. Cooper, Robert. Around the World with Mark Twain. New York: Arcade Publishing, 2000. 100-103頁 ・中山悟視 大串尚代著『ハイブリッド・ロマンス──アメリカ文学にみる捕囚と混淆の伝統』 104-107頁 『マーク・トウェイン研究と批評』第3号 南雲堂より2004年4月30日刊行 定価(本体1800円+税) |
2003/01/01
『マーク・トウェイン研究と批評』第3号が刊行
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