今年初め、国務省国際情報プログラム局により刊行されたWriters on America。アメリカで活躍中の作家・批評家ら15人による「アメリカ作家であること」をテーマにした論集として注目を集めたこの冊子に、エッセイ"On Being an American Writer"を寄稿した、全米批評家協会賞受賞作家バラーティ・ムカージー氏が今月来日し、東京アメリカン・センターで講演を行います。インド生まれの小説家・社会評論家であるムカージー氏にとって、アメリカ人作家であることはどのような意味をもつのでしょうか。日本におけるムカージー研究の旗手・吉田恭子氏をモデレーターに迎え、移民作家のアメリカ観に迫ります。 「現代移民作家からみたアメリカ "On Being an American Writer"」 日時: 2003年6月16日(月) 18:30-20:00 場所: 東京アメリカン・センター・ホール(港区芝公園2-6-3 abc会館10階) 講師: バラーティ・ムカージー 作家・カリフォルニア大学バークリー校教授 モデレーター 吉田恭子 慶應義塾大学文学部助手 Bharati Mukherjee (1940- ) インド、カルカッタ生まれ。イギリスの古典的な教育を受けたのち、イギリス滞在を経て1966年に渡米。1989年よりカリフォルニア大学バークリー校教授。主な著作にDesireble Daughters (2002), The Middleman and Other Stories (1988 全米批評家協会賞)など。 Mukherjee氏による著作はこちら。 |
2003/01/01
Bhrati Mukherjee氏、講演
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