2026/06/08

07/04: 小谷真理先生による講演会「変革のときを迎えるために——フェミニズム批評と『テクスチュアル・ハラスメント』」開催のお知らせ@早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)

7月 4日(土)に、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)にて、小谷真理先生による講演会「変革のときを迎えるために——フェミニズム批評と『テクスチュアル・ハラスメント』」が下記のとおり開催されます。ご関心のある方は、ぜひご来聴ください!

◆◆◆講演内容:先日AIに「テクスチュアル・ハラスメントとはなにか?」と聞いたら、「文章による性的いやがらせのことだ」という明快な答えが返ってきた。そこで参考としてあげられているのが、2001年に刊行された編訳書『テクスチュアル・ハラスメント』である。

この本には、アメリカの SF作家ジョアナ・ラスが、古今東西の女性作家の作品を評価する文言に、どのような女性差別表現が潜んでいるかを分析した『女性の書き物を抑圧する方法』が収録されている。フェミニズム批評といえば、文学作品を対象にした文学理論という印象が強いが、ラスの本は、評論そのものをターゲットにしている点で画期的だった。いわば、(男性優位視点の)批評を(フェミニズム視点から)批評するメタ批評書なのである。翻訳に際しては、テクスチュアル・ハラスメントという概念がいかに俗に言う筆禍事件の範疇を一歩踏み出しているか、ラスの本がいかに斬新でユニークな試みだったかを解説した。

それから四半世紀余。二十一世紀は SNS全盛時代。ごく一般の人々がウェブサイトを見ながら、テクストを打ち込む現代、本書の問題提起は必ずしも文筆業の世界の話だけではなくなった。その結果、本書も、SNSで起きた女性研究者への誹謗中傷事件をきっかけにふたたび読まれるようになったので、このほど増補新版として再構成した。ネット時代のフェミニズム第四波のなかで、テクスチュアル・ハラスメントの問題系を再度見直し、フェミニズム批評の重要性を確認したい。(早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)HPより)◆◆◆

講演会「変革のときを迎えるために
——フェミニズム批評と『テクスチュアル・ハラスメント』」
日時: 7月 4日(土)18:30-20:00(開場:18:00)
場所:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)地下 1階
主催:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
入場:無料(事前申し込み制。申込多数の場合抽選)
参加募集締切:6月24日(水)23:59まで
※応募方法、注意事項、およびお問い合わせ先は、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー) HPをご参照ください。

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