2008/12/19

ウィリアム・ギブスンの最新長篇『スプーク・カントリー』の解説を巽先生が担当!

ウィリアム・ギブスンの最新長篇『スプーク・カントリー』(Spook Country, 2007)の邦訳が、今月ついに早川書房より刊行されました。以前同ホームページでもお知らせしましたが、今年の夏に刊行されたギブスンの『ディファレンス・エンジン』(The Difference Engine, 1990)(上巻下巻)のときと同様、今回も巽先生による解説がついています!

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前作『パターン・レコグニション』(Pattern Recognition, 2003)につづく本書。
ロック・バンドあがりのジャーナリストであるホリス・ヘンリー、ニューヨークに住む中国系キューバ移民のチトー、そして麻薬中毒のミルグリム。今作は、三つの視点が交差しながら進んでいくストーリー。三人それぞれが未知なる力に導かれ、その果てに見たものとは・・・

アメリカの現在と未来の姿を描き出す『スプーク・カントリー』の世界に、あなたもどっぷり浸ってみてはいかがですか?


『スプーク・カントリー』
ウィリアム・ギブスン著/浅倉久志訳/解説・巽孝之
早川書房より2008年12月18日発行
定価(税込):1995円
※書籍詳細は、こちらから。