リン・ハーシュマン・リーソン監督による初の長編映画『クローン・オブ・エイダ』公開を記念したトークショーに小谷真理さんが登場します。 これまでインタラクティブ・アーティストとして数々のビデオ映像作品を制作してきたリーソン監督の映画デビュー作は、'90年代のサンフランシスコを舞台とするSF仕立ての物語。VR技術を使って過去の人物との交信を実験していたエミーは、19世紀に史上初のコンピュータプログラマーとして名を残した女性、エイダとの交信に成功する。ロマン派詩人バイロン卿の娘でもあり、結婚後も奔放な生活を送るエイダに自分を重ね合わせるエミーは、エイダの存在をクローン技術によって現在に蘇らせることを提案するが…。 19世紀と現代という時代を超えた女性の苦悩を描いた問題作です。また故ティモシー・リアリーやブルース・スターリングも登場するなどマニア心をくすぐるこの映画の公開を記念して4週に渡ってトークショーが行われますが、その2回目となる8月9日(土)の回に小谷真理さんが登場。「女性クリエイターとSF映画」と題して、人類史上初のプログラマーであるエイダ、そして野心的に作品を発表する女性監督リン・ハーシュマン・リーソンに迫ります。 『クローン・オブ・エイダ』トークショー 2003年8月9日(土) SF評論家:小谷真理 "女性クリエイターとSF映画" 21:10から、本編上映前 場所:新宿武蔵野館詳細はこちらをご覧下さい。 『クローン・オブ・エイダ』 1997年/アメリカ・ドイツ映画/上映時間85分 [配給] アップリンク 2003年8月2日(土)より、新宿武蔵野館にてレイトショー 『クローン・オブ・エイダ』公式ホームページはこちら。 *また、<SFマガジン>次号(2003年9月号)では、「彼女たちのセクシュアリティーー性差SF特集」として、小谷真理さんとリーソン監督の対談が掲載される予定です。こちらも併せてお楽しみに! |
2003/01/01
映画『クローン・オブ・エイダ』トークショーに小谷真理さんが登場
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