◆◆◆ブランアン・ラッセル・ロバーツ教授:アメリカ文学・アフリカ系アメリカ文学・トランスナショナル文化研究。Archipelagic American Studies(2017, 共編)およびBorderwaters(2021)の著者として群島的アメリカ研究(Archipelagic American Studies)の第一人者。BYU英文学大学院ディレクター。PMLA, American Literary History, American Literature等に論文を発表し、African American Review 誌により年間最優秀論文に与えられるDarwin T. Turner賞を受賞。フルブライト上級研究員として2度インドネシアに赴任。インドネシア語文学翻訳も手がける。現在ボブ・ディランと米文学の接点を論じた著作を執筆中。(※フライヤーより)◆◆◆
■ 5月7日(木)18:30–20:00 @慶應義塾大学(日吉キャンパス)
“Huck Finn's Back Pages: Bob Dylan and Adventures of Huckleberry Finn during the Cold War”
※佐藤良明先生との対談を予定しております。
◆◆◆1960年代初頭、公民権運動の渦中でプロテストソングを歌い「フォークの貴公子」と呼ばれたボブ・ディラン。数年後にはエレキギターを手にロックンロールへ転じ、その後も変貌を重ねてきたのは周知の通りだ。2016年には「偉大なアメリカの歌の伝統の中に新たな詩的表現を創造した功績」に対し、ミュージシャンとして初のノーベル文学賞を受賞。時代を映しつつも反抗を続けるこのミュージシャン・詩人のリリックを、21世紀に大胆かつ丁寧に訳し直したアメリカ文学者・ポピュラー音楽研究者の佐藤良明と、ディランとアメリカ文学の接点について単著を執筆中のブライアン・ラッセル・ロバーツが日吉で語り合う。若きディランがかぶった「ハックルベリー・フィンの帽子」を手がかりに、アメリカ文学の原点とも言われる傑作の主人公とディランの歩みを重ね合わせる野心的な試み。(※フライヤーより)◆◆◆
■ 5月8日(金)18:30–20:00 @慶應義塾大学(日吉キャンパス)
“Translate Like an Archipelago: Translation and Archipelagic Thinking”
◆◆◆米国を「大陸」ではなく「群島」として捉え直し、アジア太平洋地——域との関係をラディカルに再構築する群島的アメリカ研究(Archipelagic American Studies)の提唱者であるRoberts教授の待望の来日講演。従来の「大陸主義(continentalism)」を脱中心化し、自然の力や人間の営みの中で形を変え続ける「群島」として米国や太平洋地域を捉え直す視座は、現代の海洋や資源をめぐる諸問題を考える上でも非常に示唆的である。本講演では、この群島的思考を「翻訳」という実践と交差させ、言語や文化の境界を越える営みとしての翻訳の可能性を探る。(※フライヤーより)◆◆◆
■ 5月9日(土)13:30–17:00 @専修大学(神田キャンパス)
シンポジウム “Archipelagic Thinking and Cold War Culture across Asia”
※Roberts教授による基調講演のほか、吉原ゆかり先生、越智博美先生、井上まゆも先生、有光道生先生らも登壇予定です。
◆◆◆1955年のバンドン会議前後のアジアにおける冷戦文化の展開を研究する諸学者を結集し、ロバーツ教授が主導する群島的アメリカ研究というメタ地理学的枠組みを、日本および近隣諸国のエリア・スタディーズ/ポストコロニアル研究と対話させる国際シンポジウム。(※フライヤーより)◆◆◆


